平成17年 春の合宿レポート

Written by Tmoto
画像多し!重いです!

計画した時の予定をまとめたやつ

前書き

2005年3月20日〜3月25日にかけて 私、坂井氏、婆々氏、だいじろ、青の5 人で春の合宿に逝ってまいりました。
行き先は山口県、下関市周辺です。何でもその筋の情報によると、どでかいアンモナイト、立体感あふれるシダ、黒光りするサメの歯などの天国だそうです。 (参照
2年前にも市橋氏、アトム氏らと共にいってきました。そのときはおっさま管理する神上寺YHにお世話になりました。

で、今回ももちろんそこに行こうと思ってました。
しかし、こないだ予約しようとおっさまに電話をかけたところ
「3月はむ〜りだね〜ぇ(ものすごい中国なまり) と言われてしまいました。何でも孫のイベントがあるそうです・・・。
ということで今回は最初からつまずいてしまいました。
即刻近くにあるほかのYHを探すと、下関火の山YHと いうところを見つけました。下関駅からバスで12分くらいのところで、交通の便は非常によいです。小月駅へも、西市方面へも、秋芳洞へもバスで1本で行く ことができます。まあ代わりの宿としては大変順当なところでしょう。
ということでここを予約することにしました。予約したのは何故か鶴舞公園から、ケータイで電話しました。と いうのも詳細事項が決まったのがかなりギリギリでして、宿をとらなきゃ電車が決まらない、電車がとれなきゃ宿がとれないという状態で、宿が確定した時 点で鶴舞のみどりの窓口に駆け込む必要があったからです。なにせ超人気の電車の座席を発車まで1週間切ってから買おうというのですから、こちらも必死なの がお分かりでしょう。
で、宿が取れたのまではよかったのですが、電車のきっぷをとるのが大変でした。はじめは行き帰り共に山口まで5110円で夜行でいける「ムーンライト山 陽」で行こうともくろんでいたのですが、行きの電車はみどりの窓口のおにーさんに当たり前のように 「売り切れですね〜・・」 といわれ、帰りの電車にいたっては時刻表をみると電 車の運行自体がないことが判明しました・・。
そこで急遽、似たような電車である「ムーンライト九州」(山陽は下関行き、九州は博多行き)に電車をかえることに決定。喫煙席+席バラバラながらも何とか 席を取ることができました。

1日目〜2日目

まずいつものように名古屋駅中央改札に集合。普通電車に乗り一路京都を目指します。
乗る予定のムーンライトは京都発だからです。京都駅ビルラーメン街でラーメンを食べて、夕食完了。
ついでにテーブルの奥にあったトッピングのにんにくを12袋ほど失敬しておきました。何かの役に立つかもね。
京都までの電車はめちゃめちゃ混んでいましたが、とりあえずは問題なく夜行に乗ることができました。

ムーンライト九州  ムーンライト九州
 こんな電車です。電気機関車が引っ張ります。

車内
 車内はこんな感じ。

21:33発、下関へ出発!
菓子など食いながら、途中で列車に鹿がぶつかり急停止するというトラブルがあったものの、なんだかんだ岡山に0:21着。
寝ることにします。

・・・でも、寝れん。電車の音が気になって全然寝れーん!
結局2〜3時間は寝たのでしょうか、しかしずっと起きていた気もするし、やな夜でした。
電車は遅れなく朝5:34に下関着。まだ真っ暗です。

下関にて  下関にて
 下関着のムーンライト九州

ロッカーに荷物を置き、駅のコンビニで朝食を買います。
駅の構内でこんなポスターも見つけてしました。 

ポスター
ナニコレ・・・? どうやら0系車両の新幹線が記念に走る予告なよう です。
山口はどうも謎が多い所です。


その後6:45発の山陰本線・長門市行きの電車で早速採集地へ。
超ハードです。眠気がすごい。今までこんな早い電車で採集に出かけたことはありません。

電車の中にて   山陰本線の中にて。


1時間半後、採集地の特牛(こっといと読みます)着。ちなみにこんな駅↓。ほんとに何にもない。
今まで訪れた中で問答無用で一番すごい駅でした。
こういうことを言うと某電車オタクから「もっとすごいのはたくさんあるわ!」と反論されそうですが、私は電車ヲタじゃないので。

特牛   特牛駅
 これで こっとい とよむんです。うそだと思ったら「こっとい」と打って変換してごらんなさい。「特牛」と出ますから。
 ケータイでもできます。私のケータイは正しく変換してくれました。


こんなところから一日に6本のバスに乗り採集地に最寄のバス停、「神田小学校前」までいきます。

バス停
 神田小前のバス停を降りる。左に見えるのが神田小学校。

この神田小の裏から海岸に降りることができます。
目的地はその海岸沿いのある干潮じゃないとわたれないような小さな島(鍋島 というそうな)です。大きさは直径100mちょっとといったところでしょうか。 ぐるっと島を回り、石を見てみると一応化石を含んでいるようです。腐ったような二枚貝がそれこそ文字通り腐るくらいあります。柳谷に似た感じでしょうか。タガネで崩せる硬さではありましたが。

  
 島から見た風景。右と左はそれぞれ反対の方向を写したものです。

  
 島の中にて。右はお料理してるところです。といっても袋麺でしたが。 馬場氏がインスタントなハンバーグを海水で温めておられました。


 いかにも化石がありそうでしょw?坂井氏が立っている石にもたくさん腐った二枚貝が含まれていました。

しかし、探せども叩けどもサメの歯は見えず、見つかるのはボロボロの二枚貝ばかり。 ガイドによれば「あまりにたくさん採れるので、困るほど採り過ぎないように」とあったのですが・・。 やっぱうそか。というわけで海岸で貝殻を拾って、その後カップめんを作って食い、昼寝をして帰ることにしました。
14時過ぎ、帰りのバスに乗り再び特牛駅へ。下関にある火の山YHへ向かいます。
途中で下関駅のダイエーでお料理用の紙皿、金属鍋を購入。採集地での消費を浮かすには必需品でしょう。

そして3時間後、無事YHに着くことができました。
そのYHは驚きの連続でした。松井と神上寺しか知らない我々にとっては、こんなユースらしいユースは初めてだったのです。
ほんとに綺麗、客が他にいるし。本来は当たり前だけど。なんと部屋での飲食は禁止!食堂にて食えとのこと。
あまりにちゃんとしすぎてます。地質班には見合いませんね。あと外国の方も結構来ておりました。ええ、頑張ってコミュニケーションしましたよ。宿の主人の 関西弁と九州弁が混ざった言葉がまたきつい。かなり威圧的な印象を受けた。声でかいし。
でもご飯がおいしかったからいいや。ご主人、ごちそーさまでした!

部屋内   
 部屋の中。6畳ほどの中に2段ベッドが4つある。残念ながら食堂の写真はありません。


3日目

THE・土砂降り。
とても化石採集なんかできる天候ではありません。しかたがないので最終日に向かう予定だった秋芳洞に行くことに決まりました。先ほどバスで一本、 つまり秋芳洞行きのバスが出ていると書きましたが、遠いんです。なんとバスに1時間40分(1680円分)連続乗車しなくてはなりません。
向かう途中、「山口ニュージーランド村」とかいうわけのわからないテーマパークを経由します (参照)。志摩スペイン村やハウステンボスと同じようなものなのでしょうか。 とりあえず雨だったこともあるんでしょうが、だだっ広い駐車場(500台くらいは収容できそう)には10台も車が止まっていませんでした。 きっと休みだったに違いありません(苦笑)。さぞかし営業日には人があふr(略

そんなこんなで秋芳洞バス停着。傘を購入し、洞へ向かいます。入洞料1200円。高いなぁ・・・
私、坂井氏は2度目、馬場氏は3度目だったのですが、中3もこないだの旅で行ったそうで。知りませんでした。 で、特に新鮮な感動もなく終了。だって前見たもんね。一通り見た後の昼飯はやはりカルスト洞丼でしょう。 一応名物ですから。おいしくないですけどね。
私は洞丼は頼みませんでしたが、でも私が食った山菜うどんもまずかった。一体どういう調理をしてるんでしょうねぇ? あの山菜うどんセットで1000円は高かろうと思います。洞丼よりゃましでしょうがね。 とりあえず気になったのは、大教室の2倍はあろうひろーい店内に客は私たちしかいなかったということです。 ま、きっと繁忙期はものすごい客が・・・もうやめましょう。ということで本来食券制かつセルフサービスの店なのですが、 おばちゃん達にフルサービスしていただきました。ありがとうございました。
その後、おばちゃんに美祢化石博物館が今日やっているかどうか聞くと、なんと博物館に電話までして確かめてくださいました。 その結果、やっていることがわかったのでそこへ向かうことに。おばちゃんたちに厚く御礼申し上げその場を去りました。

最寄の美祢警察署前バス停で降りると、早速道端にある銅の化石のオブジェが我々を迎えてくれました。 どうやらそうとう町を挙げて化石オタクな町のようです。中には大変すばらすぃアンモちゃんや、どでかいシダの化石、マンモスの骨格の実物大レプリカなど、 インパクトたっぷりの展示物がいっぱい。これで入場料50円は安い。少しは秋芳洞も見習ってほしいものです。 でも本来高校生は100え・・・いや、なんでもありません。
これからわれらを待ち受ける化石に希望が燃えるものの、悔しさが増しただけのような感じもします。
その後、この夜はご主人が用事で晩ごはんを作れないということなので、近くのスーパーで夕食と明日の昼食の材料を買い、ユースに帰りました。 夕飯は自炊したおいしい煮込みうどん(もやし多し)でした(このYHは自炊ができます)。

この日はカメラを持っていくのを忘れたため、写真がありません。ごめんね。


4日目

晴れてるような・・・これから雨になるような・・・。

よくわからない天気ですが、めげずに桜口谷(神上寺の近く・正式な地名は西中山というそうな)に向かうことになりました。
昼飯の材料・コンロ・鍋・紙皿・採集道具を持っていざ出陣!豊田町西市行きのバスもあるのですが、本数が大変少ないため、 とりあえず小月駅まで乗ることになりました。

小月駅
 懐かしき、2年ぶりの小月駅です。

ここから豊田町西市行きのバスに乗り、西中山バス停に向かいます。2年前に見た懐かしい景色が広がってきました。
くる途中、あの有名なお食事処、「げんじぼたる」これでもかと言わんばかりにつぶれておりました。
私は行ったことはありませんが、市橋氏によれば「平家ランチ」とか「源氏定食」とか意味不明な お食事を出してくれるところだそうな。

閑話休題、西中山バス停から徒歩10分、採集地に到着。

桜口谷
 西中山こと桜口谷。こんなところです。この写真には写ってないが、地質調査の杭がある。やはり有名なんですね。

すぐにババが行方不明になるがほっておくことにします。私はというと昼までにカタツムリサイズ未満のアンモナイト6個を獲得。去年よりは満足ですね。
その後昼が近づくにつれ段々雨が強くなってきました。そしていよいよ本降りに。こりゃあ化石採集どころじゃねぇ、引き上げることになりました。
しかしババをいくら探しても見つかりません。しかし20分ほど後、雨であまり聞こえませんが、なにか山の上から声が聞こえます。

 「お〜〜い・・・」

・・・その影が近づくにつれ、それが馬場君であることがわかりました。。。
馬場君。あんたどうやってそんなところまで行ったの?全身ドーロドロのグショグショ。

VAVA    アンモ
 相変わらず数々のミラクルを繰り出すババ。

右の写真はその後メールで送られてきた、馬場君が採集した中で一番まともなアンモ。直径約65mmだそうです。いいなあ。中心付近の保存状態がステキですが。 石町らしいと言えばらしいでしょうか。
その後みんな帰ろうとしている中、馬場君は「腹減った・・・。飯にしよーよー」とのたまいます。
せっかく彼もこんなに頑張ったのだからご飯にしますか。
というわけで土砂降りの中、ラーメン in キムチ鍋の素を食らうことに。京都で盗んできた頂いてきたにんにくも全部投入します。

鍋    
 雨の中鍋を食らう。傘をさしながらの調理&会食です。傘を持ってるのはババ。

飯を食い終わり帰ることに。しかし馬場君はここから30分ほどのところに化石、ハンマー、タガネ全て置いてきてしまったようで、帰るのにも一苦労です。 雨が降りしきる中、凍えながらババの帰りを待ちます。バス停にやってきたころには当然彼はもっとグチョグチョでした。
坂井氏は道路の真ん中(彼曰く、歩道だから端っこ)でズボンを着替えるし。色々大変です。

   
 道路の真ん中で着替える坂井氏。右は無残にも折れた傘とぐしょぬれのババのバッグ。

30分ほど凍えた後、やっとバスが来ました。
途中小月駅近くのスーパーで最終日の昼食の材料(スパゲティ)を買い、やっとのことで帰り着くと疲労に拍車をかけるようにユースの主人に怒られてしまいし た。なんでも4時までは帰ってきてはいけないそうな。(?)
「すみません、知らなかったんです。しかも今日はすごい雨で・・・」とフォローすると
「そんなん知らんわ」とつっぱねられてしまいました。ひどいなぁ・・ふざけんじゃねぇや、まったく。こっちだって色々都合が・・・。
まあでも、部屋がこんな状態では怒られてもしかたないかなぁ・・・?

部屋の中
 汚ねぇ・・・。男部屋とはやはりこうなる運命なのか・・・?

その夜TVにて、明日は雷雨という予報を聞いた気がするが無視することにします・・・。


5日目〜6日目

ちょっと晴れてる・・・。でも怪しい・・・。
荷物をまとめてユースを出る時には恐ろしい暴風雨になってました。
これでなんと春季合宿中現地1日目以外全て雨だったことになります。おてんとさまのバカヤロォ・・・。
とりあえず下関駅へ向かい、荷物をロッカーに預けて古本屋にて立ち読みなどしながら外の様子を伺うことにします。
まだ電車が出るまで12時間以上ありますから、暇つぶしをしなくてはなりません。


 下関駅・名店街の古本・中古レコード屋。この中には100円ショップ、みやげ屋、よくわからん食事処、カレー屋もある。

全く身動きがとれず、古本屋で中古レコード漁りなどしていると、いつのまにかお昼になってました。
しかし下関駅にいながらスパゲティーなど作れるはずもなく、隣の激安カレー屋さんでカレーを頂きます。300円と今時ではない価格、待たずにすぐ出てくるし、 しかもうまい、という三拍子そろったすばらしいカレー屋さんでした。
食べ終わり、ふと外を見ると、なんと雨がやんでいます。風は相変わらずでしたが。
隙を見たとばかりに竹の子島(本州の一番端っこの陸続きの島・サメの歯が稀に取れる)にバスで向かうことになりました。 スパゲティも作らなきゃいけませんからね。
20分後、竹の子島着。しかし・・・


ゴォォォォォオオオオォォォォォーーーー!!!!


経験したことのない恐ろしい風が・・・・。台風がきたなんてもんじゃありません。歩くのにも苦労するほどです。バスが風で揺れてたし。
それでも頑張って現場まで行くことに。途中で道を間違えながらも近くまで来ました。が・・・。
なんと海岸まで降りる階段がパネルでふさがれています。工事中なようです。もっとも恐れていたことが起きてしまいました・・・。
もうその足でバス停に引き返すしかありませんでした。250円x往復分 どぶに捨ててしまいました。一体何しにきたんでしょうね?
その後特にやることもなく、行くあてもなく、しかし電車の発車までは時間をつぶさなくてはなりませんので、 駅近くのダイエーにて本屋で立ち読みしたり、プラモ屋を見て回ったりダラダラ。


 ダイエー内にて。このベンチを4時間くらい占領してました。

6時ころ、余りに暇なので18きっぷを使って電車に乗りさまよう事に決定しました。
とりあえず本州を脱出することにします。まずは門司へ。門司で中津行き(日豊線)に乗り換え、車内で寝たり、音楽聴いたり、 菓子を食べたりしてのんびりすごします。鈍行だとよく寝れるのはどういうことなんでしょうね。  途中、行橋駅にて引き返します。この時は何故かあられ+雪が降ってました。 ここ、九州ですよね?もうすぐ4月ですよね?


 行橋駅にて。かっこいい特急だったので撮ってみた。(後ほど調べたら、「特急ソニック号」といふそうです)

帰りの時間を考え門司で下車。博多ラーメンを晩飯に食べることになりました。スパゲティは苦労惜しいですが取りやめです。


 門司のラーメン屋。門司駅の夜は閑散としてました。ラーメン屋も見たところここしかありませんでした。

食べ終わって下関に戻ると、いつのまにやら発車まであと2時間。駅のコンビニにて立ち読みをしながら(またかよ)時を待ちます。
ところで、駅で私たちと同じくらいの年代と思われるメガネ着用率100%の15 人くらいの集団がいたのですが、あれはなんだったんでしょうね。大変気になります。コンビニでファミ通を立ち読みしていたところを見ると、 私たちと同人種なようです。
はっきり申し上げますと、キモかったです。他人のふり見て我がふりなおせ、とはよく言ったものですね。

その後22:56、下関発。疲れていたのでしょう、初日と違いさすがによく寝れました。初日よりそうとう喫煙席の痛手をこうむりましたが。


朝6時半、目を覚ますと、鼻が痛い・・・。どうやら一晩あの煙の中で寝るのはかなりこたえたようです。


 朝、ぐっすりのお二人。ちっとやそっとでは起きませんでした・・・。

7:15、電車は15分遅れでラッシュアワーの京都駅に着。
京都駅地下にて朝飯を食べ、8:18発の米原行き普通電車に乗りました。

雪
 米原に向かう途中、何故かすごい雪。なんでこうなるの?寒いし。

1時間半後、米原着。大垣までは普通電車、名古屋まで新快速、と乗り継ぎます。
名古屋着は午前10:53。下関からちょうどほぼ12時間かかった帰り路でした。山口って遠いね。ほんとに。

そして、降るものが全て降った平成17年春季合宿は終焉を迎えたのでした・・・。  ・・はぁ、疲れた・・。


余談:その後我らが帰ってから山口は連日晴天だったそうな。もう神様なんて信じないからな!